释义 |
鰯で精進落ち鰯の頭も信心からいわし【×鰯┊×鰮】アクセント いわし○ /【複】~い↓わし1ニシン科のマイワシ・ウルメイワシやカタクチイワシ科のカタクチイワシなどの海水魚の総称。ふつうはマイワシをさす。暖流に乗って回遊し、産卵期には近海に集まる。食用のほか、油をとったり、肥料や飼料にしたりする。稚魚は、しらす。 季秋 「―やく煙とおもへ軒の煤/犀星」2切れ味の悪い刀。鈍刀。「この―で切るか、この目でおどすか」〈浄・千本桜〉補説 「鰯」は国字。類語 真鰯・片口鰯・潤目うるめ鰯 鰯いわしで精進しょうじん落おちやっと迎えた精進落としの宴に、イワシのようないつでも食べられる魚を出す。ずっと耐えてきた努力が報われないことや、つまらないことで努力がむだになることのたとえ。鰯いわしの頭あたまも信心しんじんからイワシの頭のようなつまらないものでも信心する人には尊く思われる。物事をかたくなに信じる人を揶揄やゆするときなどにもいう。 |