释义 |
う・い【憂い】アクセント う↓い 〘形〙文う・し〘ク〙1自分の思うようにならないで、つらい。苦しい。「―・いも辛つらいも食くうての上」2ある状態をいとわしく、不愉快に思うさま。わずらわしい。気が進まない。「古代の親は、宮仕へ人はいと―・き事なりと思ひて過ぐさする」〈更級〉3つれない。冷たい。「―・かりける人こそあらめあかつきの雲さへ峰になど別るらん」〈風雅・恋二〉4悩ましい。せつない。心苦しい。「有明のつれなく見えし別れより暁ばかり―・きものはなし」〈古今・恋三〉5動詞の連用形に付いて、…するのがつらい、…するのがいやだ、などの意を添える。「ここをまた我住み―・くてうかれなば松はひとりにならむとすらむ」〈山家集・下〉派生 うさ〘名〙類語 びんびん・切切せつせつ・痛切・切実・深刻・ひしひし・つくづく・しみじみ・じいん・心から・切せつ・辛い・苦しい・耐えがたい・しんどい・苦痛である・切ない・やりきれない・たまらない・遣やる瀬ない・悲しい・物悲しい・うら悲しい・痛ましい・哀れ・哀切・悲愴ひそう・悲痛・悲傷・沈痛・もの憂い・断腸の思い・胸を痛める・胸が痛む・胸が塞がる |