释义 |
心もなしうら【▽心】《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》1こころ。思い。内心。→心うらもなし2形容詞・動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何とはわからず、おのずからそのように感じられるの意を表す。「―悲しい」 「―寂しい」 「―荒さぶ」心うらもな・し1とりたてて思い煩うことがない。屈託がない。「―・く我が行く道に青柳の萌はりて立てれば物思もひ出でつも」〈万・三四四三〉2相手に対して、自分の心の中を包み隠したりしない。「―・くなつかしきものから、うち解けて」〈源・若菜上〉3相手に気を遣ったり、遠慮したりしない。「あさましと思ふに―・くたはぶるれば」〈かげろふ・中〉 |