释义 |
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し江戸っ子は宵越しの銭は持たぬえどっ‐こ【江戸っ子┊江戸っ▽児】アクセント えどっこ○ 1江戸で生まれ江戸で育った人。また、現在では、父祖以来東京、特にその下町に住んでいる人についてもいう。いなせで、さっぱりとした気風や、歯切れがよく、銭遣いがきれいで、反面、浅慮で、けんかっぱやいところが特徴とされる。「三代江戸に住めば―」 「ちゃきちゃきの―」2江戸言葉。江戸弁。「わざと―を使った叔父は」〈漱石・明暗〉補説 「江戸っ子」の初見は、明和8八年(1一7七7七1一)の「川柳評万句合」の「江戸ッ子のわらんじをはくらんがしさ」といわれ、それ以前は東男あずまおとこまたは江戸者といった。江戸中期の繁栄期に、その語感が彼らの気質と誇りに合って普及した。江戸えどっ子こは五月さつきの鯉こいの吹ふき流ながし江戸っ子は口は悪いが、腹にはこだわりがなく気性はさっぱりしていることをいう。また、江戸っ子は口先だけで意気地のないことにもいう。江戸えどっ子こは宵越よいごしの銭ぜには持もたぬ江戸っ子は、金をためることをいさぎよしとはしないで、その日に得た金はその日のうちに使ってしまう。江戸っ子の気前のよさを自慢していう言葉。 |