释义 |
老いたる馬は路を忘れず老いては騏驎も駑馬に劣る老いては子に従え老いては益益壮んなるべし老いて二度児になるお・いる【老いる】アクセント おい↓る 〘動ア上一〙文お・ゆ〘ヤ上二〙1年をとる。老齢になる。「―・いてますます意気軒昂けんこう」2年をとって心身の働きが衰える。「以前にくらべると、さすがの彼も―・いた感が深い」3草木が枯れかかる。「大荒木の森の下草―・いぬれば駒もすさめずかる人もなし」〈古今・雑上〉4季節が終わりに近づく。「野べに春―・いたり」〈宇津保・春日詣〉類語 老いぼれる・老ける・老い込む・老け込む・年老いる・老いさらばえる・老い・早老・老化・老残・老衰・よぼよぼ・恍惚・惚ぼけ・惚ぼける・呆ほうける老おいたる馬うまは路みちを忘わすれず《「韓非子」説林から》道に迷ったときは、老馬を放ってそのあとをついて行けば道に出るものだ。経験を積んだ者は、行うべき道を誤らないことのたとえ。老馬の智。老いたる馬は路を知る。老おいては騏驎きりんも駑馬どばに劣おとる《「戦国策」斉策から》すぐれた人も年老いると働きが劣り、凡人に及ばなくなることのたとえ。騏驎も老いぬれば駑馬に劣る。老おいては子こに従したがえ《「大智度論」九九から》年をとってからは、何事も子に任せて従ったほうがよいということ。老おいては益益ますます壮さかんなるべし《「後漢書」馬援伝から》年老いても元気が衰えず、ますます盛んな意気がなければならないということ。老おいて二度ふたたび児ちごにな・る人は年を取ると、理解力や判断力が衰えて、また子供のようになる。老いては愚にかえる。老いて再び稚児になる。 |