释义 |
遅かりし由良之助遅きに失するおそ・い【遅い┊▽鈍い】アクセント おそい○ /おそ↓い 〘形〙文おそ・し〘ク〙1物事の進む度合いが小さい。動作・進行などに時間がかかる。のろい。「列車の進み方が―・い」 「仕事が―・い」 「進歩が―・い」 「物わかりが―・い」⇔速い。2(「晩い」とも書く)ある基準より、かなり時がたっている。時期が遅れている。「―・い朝食をとる」 「もう―・いから寝よう」 「今年は花が―・い」⇔早い。3時機に遅れている。間に合わない。「悔やんでももう―・い」派生 おそさ〘名〙類語 (1)のろい・のろくさい・まだるい・まだるっこい・とろい・緩慢・緩徐・遅緩・スロー・スローモー・だらだら・のろま・鈍重・ちんたら・ぐずぐず・もたもた・のっそり(動きの遅いようすを表す語)遅遅ちち・のろのろ・そろそろ・ゆっくり ・もたもた・ぼやぼや・のさのさ・のそのそ・とぼとぼ・のこのこ・のそり・のっしのっし・のしのし・鈍どん・とろとろ・ぼちぼち・ぼつぼつ・ぽつぽつ・徐徐・徐徐に・じわじわ・じわりじわり・じりじり・のたり・のたりのたり・そろり・ゆるゆる・のんびり・のらくら・ゆったり・悠然・悠悠/(3)手遅れ・後あとの祭り・生まれた後の早め薬・証文の出し後れ・争い果ててのちぎり木・喧嘩けんか過ぎての棒ちぎり・十日の菊・六日の菖蒲あやめ・会えに合わぬ花・夏炉冬扇かろとうせん・寒に帷子かたびら土用に布子遅おそかりし由良之助ゆらのすけ《歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で、大星由良之助が主君塩冶えんや判官の切腹の場に駆けつけるのが遅れたところから》待ちかねた場合、また、機を逸して用をなさない場合に使う言葉。遅おそきに失しっ・する遅すぎて間に合わなくなってしまう。用をなさない。「救援は―・した」補説 「遅きに逸する」とするのは誤り。 |