释义 |
面影に立つおも‐かげ【面影┊×俤】アクセント おもかげ○ 1記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。「亡き人の―をしのぶ」2あるものを思い起こさせる顔つき・ようす。「目もとに父親の―がある」 「古都の―は今やない」3実際には存在しないのに見えるように思えるもの。まぼろし。幻影。「夢に見えつるかたちしたる女、―に見えて、ふと消えうせぬ」〈源・夕顔〉4歌論用語で、作品から浮かびあがってくる心象。「詞ことばのやさしく艶なる他、心も―もいたくはなきなり」〈後鳥羽院御口伝〉5「面影付け」の略。6名香の名。香木は伽羅きゃら。補説 「俤」は国字。類語 顔・顔付き・顔立ち・容貌・面構え・面差し・面立ち・人相・面相・容色・相好・血相・形相・剣幕・面魂・表情面影おもかげに立た・つ目の前に姿が浮かぶ。「故郷の家の様子が―・って来るに過ぎない」〈鴎外・妄想〉 |