释义 |
親方思いの主倒し親方日の丸おや‐かた【親方】アクセント おやかた○ 1職人・弟子・奉公人などを指導・保護する立場にある人。「―のもとで修業をする」⇔子方。2一人前の職人を敬ってよぶ語。3相撲の年寄を敬っていう語。4一門・一座の頭に立つ役者を敬っていう語。5《「おやがた」とも》親代わりとして頼る人。「―になりて聞こえ給ふ」〈源・総角〉6兄。年長者。〈日葡〉類語 長ちょう・長おさ・頭かしら・トップ・大将・主将・闇将軍・親分・親玉・棟梁・首領・頭目・ボス・ドン親方おやかた思おもいの主しゅ倒たおし親方・主人のためを思ってしたことが、かえってよくない結果になる。「―といふやつらが、なんぞ事にして、うぬらが喰物にしようと思って」〈滑・虚誕計・後〉類語 贔屓ひいきの引き倒し・勾張こうばり強くして家を倒す・薪たきぎを抱きて火を救う・火を以て火を救う・薬が効き過ぎる・情けが仇あだ・信心過ぎて極楽を通り越す・礼煩わしければ則ち乱る親方おやかた日ひの丸まる《親方は日の丸、すなわち国の意》官庁や公営企業は、経営に破綻はたんをきたしても、倒産する心配がないので、厳しさに欠け、経営が安易になりやすい点を皮肉っていう語。 |