释义 |
[一]〘名〙[二]〘接尾〙折に触れて折もあろうに折も折折も折とており【折(り)】〔をり〕アクセント おり↓{が} 一〘名〙1折ること。また、折ったもの。「線にそって―をつける」 「九十九つづら―の坂」2薄い木の板などで浅く箱型に作った容器。料理や菓子などを詰める。折り箱。また、それに食べ物を詰めたもの。折り詰め。「赤飯を―に詰める」 「和菓子の―」3過ぎゆく時の中の、区切られたある時点。機会。「―を見て伺います」 「上京の―」4季節。時節。「お寒い―から」5製本で、全紙1一枚を印刷したものを1一6六ページとか3三2二ページとかになるよう折り畳んだもの。また、その作業。6連歌・俳諧で、懐紙の1一枚(表・裏)をいう語。「名残の―」→頃ころ用法二〘接尾〙助数詞。1折り重ねたものを数えるのに用いる。「半紙一―」2折り箱に入れたものや折り詰めにしたものなどを数えるのに用いる。「鰹節かつぶし一―」 「四さお入りの羊羹二―」類語 (一3)場合・ところ・際・場・段・機会・チャンス・好機・時節・頃合い・頃おい・時とき・節・機・機運・潮時しおどき・潮合い・時宜・機宜・好期・適期・時分・時分時どき・商機・勝機・戦機・千載一遇・タイミング・めった・得難い・稀まれ・かけがえのない・希有けう・盲亀もうきの浮木ふぼく・一期一会いちごいちえ・見せ場・決め所・思いがけない・思いがけず・待てば甘露の日和ひよりあり・折よく・僥倖ぎょうこう・ここぞ・一世いっせ一代・最初で最後・図らずも・決定的瞬間・契機折おりに触ふれて機会があるたびに。「―注意する」類語 臨時・随時・不時・不定期・当座・時には・時として・往往・たまたま・たまさか・時時ときどき・時折・折折・時たま・間間・折節・散発・間欠・周期的・とかく・時に・偶たま・ややもすれば・ともすると・得てして・なにかにつけ・何かと言えば折おりもあろうにあいにくこんな時に。「―旅行の前日に寝込んでしまうとは」類語 はしなくも・ゆくりなく・あいにく・折あしく・はしなく・思わず・思わず知らず・うっかり・知らず知らず・無意識・ひょっと・覚えず・我知らず・何気無し・つい・ついつい・我にもなく・うかうか・うかと・不覚・不用意・不意・ふと・ひょっと・思いがけず・図らずも・図らず折おりも折おりちょうどその時。「外出しようとした―電話が鳴った」類語 矢先・折しも・折よく・折節・折から・丁度・頃しも・時しも・際きわ・際して・たまたま・偶然・適時折おりも折おりとてちょうどその時にあたって。大切な時期なので。 |