释义 |
おん‐の‐じ【御の字】アクセント おんの↓じ 《江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》1非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めば―だ」2最上のもの。「―の太夫」〈浮・諸艶大鑑・八〉補説 1について、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「7七0〇点取れれば御の字だ」を、「大いにありがたい」と「一応、納得できる」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成2二0〇年度調査平成3三0〇年度調査大いにありがたい(本来の意味とされる)3三8八.・5五パーセント3三6六.・6六パーセント一応、納得できる(本来の意味ではない)5五1一.・4四パーセント4四9九.・9九パーセント類語 便宜・好都合・便利・利便・誂え向き・タイムリー・有り難い・うれしい・重宝ちょうほう・有用・有益・簡便・軽便・至便・もってこい・格好・頃合ころあい・打って付け・ぴったり・好個・好適・適する・適う・適える・合う・沿う・そぐう・向く・似合う・似つかわしい・ふさわしい・しっくり・当てはまる・適合する・適当する・合致する・即応する・同調する・フィットする・程よい・絶好・願ったり叶ったり・願ってもない・渡りに船・満足・満悦・充足・飽満・自足・自得・会心・自己満足・本望・満ち足りる・心行く・堪能・満喫・安住・安んずる・甘んずる・十分・十全・楽しい・面白い・喜ばしい・喜び・愉快・痛快・結構・喜悦・有頂天・納得・慊焉けんえん・三平二じ満・思わしい・上機嫌・ご機嫌・足りる・足る・舞い上がる・満たす・気を良くする・溜飲りゅういんを下げる・言うことなし・気に入いる・意に適う・うきうき・うはうは・わくわく・いそいそ・ぞくぞく |