释义 |
蛙の行列蛙の子は蛙蛙の面に水蛙の面へ水蛙の頰冠蛙の目借り時蛙は口ゆえ蛇に呑まるるかえる【×蛙┊×蝦┊×蛤】〔かへる〕アクセント かえる○ /【複】~が↓える無尾目の両生類の総称。体は太短く、首のくびれがなく、目は上方に出て、口が大きい。前足に4四本、後ろ足に5五本の指と水かきをもつ。昆虫やミミズなどを舌で捕らえて食べる。声帯や鳴嚢めいのうをもち、鳴くものが多く、水田・沼などにすみ、樹上や地中にすむものもある。幼生はおたまじゃくし。アマガエル・トノサマガエル・ヒキガエル・ウシガエルなど種類が多い。かわず。 季春 「痩―まけるな一茶是これにあり/一茶」類語 蛙かわず・御玉杓子・青蛙・河鹿・河鹿蛙・雨蛙・赤蛙・殿様蛙・牛蛙・食用蛙・蟇蛙ひきがえる・蟇ひき・蟇がまがえる カエルの卵/撮影・おくやまひさし オタマジャクシ/撮影・おくやまひさし 大人になったばかりのカエル/撮影・おくやまひさし 蛙かえるの行列ぎょうれつ《蛙があと足で立つと、後ろ向きになって前が見えないところから》向こう見ずなこと。また、そのような人々の集まり。蛙かえるの子こは蛙かえる子は親のたどった道を歩むものだ、また、凡人の子は凡人にしかなれないものだ、の意。蛙かえるの面つらに水みず⇒蛙の面へ水蛙かえるの面つらへ水みず《蛙の顔に水をかけても平気なところから》どんな仕打ちにも少しも感じないこと。蛙の面に小便。蛙かえるの頰冠ほおかむり《蛙の目は上についているので、ほおかむりをすれば目が隠れてしまうところから》目先のきかないことのたとえ。蛙かえるの目借めかり時どき春、蛙が鳴くころの、すぐ眠くなる時期。蛙に目を借りられる意からとも、蛙が雌を求める「妻狩めかり」から転じたものともいう。 季春 蛙かえるは口くちゆえ蛇へびに呑のまるる《蛙は鳴くために蛇に見つけられ、のまれる意から》黙っていればよいのに、つまらぬことを言ったために身を滅ぼすことのたとえ。蛙は口から蛇に呑のまるる。類語 口は禍わざわいの門かど・口から高野こうや・口の虎は身を破る・口を守る瓶かめの如くす・舌は禍わざわいの根・舌の剣つるぎは命を絶つ・駟しも舌に及ばず・駟馬しばも追う能あたわず |