释义 |
顔見世の二番目かお‐みせ【顔見せ┊顔見世】〔かほ―〕アクセント かおみせ○ 〘名〙スル1大ぜいの前に初めて顔を見せること。人前に出ること。2(顔見世)遊女や芸者などが、初めて勤めに出るとき、揚屋や料亭などにあいさつして回ること。3(顔見世)歌舞伎年中行事の一。江戸時代、年一度の各座の俳優の交代のあと、新規の顔ぶれで行う最初の興行。1一1一月(京坂では宝暦期から1一2二月)に行われ、江戸・京都・大坂でそれぞれのしきたりがあった。現在、本来の意義は失われたが、東京では1一1一月、京都では1一2二月にこの名の興行が行われる。顔見世芝居。顔見世興行。顔ぶれ。 季冬 「―や子々孫々も此の桟敷さじき/太祇」顔見世かおみせの二番目にばんめ《顔見世狂言の二番目は出演者の多い狂言を出したところから》家族の多いことのたとえ。「おらが内は―といふ内だから、居候の絶えねえもいい」〈滑・浮世床・初〉 |