释义 |
翳がある陰で糸を引く陰で舌を出す陰に居て枝を折る陰になり日向になりかげ【陰┊×蔭┊×翳】アクセント か↓げ 《「影」と同語源》1物に遮られて、日光や風雨の当たらない所。「木の―で休む」2物の後ろや裏など、遮られて見えない所。裏側。「戸の―に隠れる」 「月が雲の―にかくれる」3その人のいない所。目の届かない所。「―で悪口を言う」 「―で支える」4物事の表面にあらわれない部分。裏面。背後。「事件の―に女あり」 「―の取引をする」5(翳)表にはっきり現れない、人の性質や雰囲気の陰気な感じ。「どことなく―のある人」6他の助け。庇護ひご。恩恵。現代では、ふつう「おかげ」の形で用いる。「元はといえばかの西内氏のお―である」〈蘆花・思出の記〉7正式なものに対する略式。「―の祭り」下接語 磯いそ陰・岩陰・片陰・草陰・草葉の陰・小陰・木こ陰・木この下陰・下陰・島陰・谷陰・軒陰・葉陰・花陰・日陰・目ま陰・物陰・森陰・柳陰・藪やぶ陰・山陰類語 (1)日陰・物陰・山陰・木陰・草陰・葉陰・緑陰・樹陰・森陰/(2)後ろ・裏面・背後・背面・裏・裏手・裏側・搦め手翳かげがあ・る表に現れてはいないが、陰気な感じがする。「笑顔だがどことなく―・る」→陰かげ5陰かげで糸いとを引ひ・く操り人形師が舞台の陰で糸を引いて人形を動かすように、裏面から指図をして人を動かす。「この事件には―・く人物がいる」類語 裏工作・傀儡かいらい陰かげで舌したを出だ・す面と向かっては褒めておいて、その人のいない所であざけりけなす。陰かげに居いて枝えだを折おる恩を受けた人にあだをすることのたとえ。陰かげになり日向ひなたになりある時は裏面から、またある時は表面に立って、さまざまに援助すること。陰に陽に。「―守ってくれた恩人」補説 この句の場合、「影になり」と書くのは誤り。 |