| 释义 |
畏き辺りかしこ・い【賢い┊▽畏い┊▽恐い】アクセント かしこ↓い 〘形〙文かしこ・し〘ク〙1（賢い）頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。「―・くて聞き分けのいい子供」2（賢い）抜け目がない。要領がいい。「あまり―・いやり方とはいえない」 「もっと―・く立ち回れよ」3恐れ多く、もったいない。「おことばはまことに―・くて、なんとお答えいたしていいか、とみにことばもいでませぬ」〈賢治・北守将軍と三人兄弟の医者〉4神や自然などの超越的なものに対して、畏怖の念を覚えるさま。恐ろしい。恐るべきだ。「わたつみの―・き道を安けくもなく悩み来て」〈万・三六九四〉5尊い。ありがたい。「―・き御蔭をば頼みきこえながら」〈源・桐壺〉6すばらしい。結構だ。りっぱだ。「おのが―・きよしなど」〈枕・三〉7都合がよい。運がいい。幸いだ。「―・く京の程は雨も降らざりしぞかし」〈大鏡・道長下〉8（連用形を用いて副詞的に）程度のはなはだしいさま。非常に。盛大に。「いと―・く遊ぶ」〈竹取〉派生 かしこげ〘形動〙 かしこさ〘名〙類語 （1）聡さとい・賢さかしい・利口・利発・発明・聡明そうめい・怜悧れいり・慧敏けいびん・明敏・鋭敏・穎悟えいご・英明・英邁・賢明・機敏・俊敏・敏・鋭い・目聡い・過敏・敏感・炯眼・シャープ・犀利・頭がいい／（2）うまい・巧たくみ・巧妙・クレバー・上手・絶妙・老巧・達者・器用・素晴らしい・素敵すてき・見事みごと・立派・最高・卓抜・秀逸・結構・目覚ましい・輝かしい・妙たえなる・えも言われぬ・上出来・上上・物の見事・結構尽くめ・何より・申し分が無い・言う事無し・天晴れ・ナイス・ワンダフル・目の覚めるよう・目に染みる・冴える・水際立つ畏かしこき辺あたり恐れ多い場所。宮中・皇室などを婉曲にいう。類語 皇居・御所・宮城・宮中・内裏・王宮・宮殿・宮廷・離宮・禁中・禁裏・王城・大内山・雲上・雲の上・九重ここのえ・行宮あんぐう |