释义 |
金が唸る金が落ちる金が敵金が子を生む金が物を言う金で面を張る金に飽かす金に糸目を付けない金になる金に目が眩む金の切れ目が縁の切れ目金の鎖も引けば切れる金の轡を食ます金の生る木金の番人金の世の中金の草鞋で尋ねる金は天下の回りもの金は湧き物金を落とす金を食う金を寝かす金を回すかね【金】アクセント かね○ 1金属の総称。特に、金・銀・鉄・銅など。2貨幣。金銭。おかね。「―に困る」 「―がかかる」 「裏で―が動く」 「―がたまる」下接語 唐金・切り金・銭金(がね)遊び金・粗金・有り金・生き金・板金・打ち金・腕金・裏金・大金・帯金・下ろし金・隠し金・掛け金・烏からす金・切り金がね・腐れ金・口金・小金・黄こ金・座金・差し金・地金・下金・死に金・締め金・筋金・捨て金・包み金・壺つぼ金・胴金・綴とじ金・留め金・偽にせ金・延べ金・端はし金・端はした金・針金・火打ち金・日金・引き金・肘ひじ金・日済ひなし金・臍繰へそくり金・真金・見せ金・耳金・無駄金・目腐れ金・持ち金・焼き金・渡し金類語 (1)金属・軽金属・重金属・貴金属・卑金属・非金属・合金・箔・金箔・ホイル・メタル/(2)銭・金銭・貨幣・通貨・おあし・外貨・硬貨・金貨・銀貨・マネー・コイン金かねが唸うな・るありあまるほど多く金銭を持っている。「幸にも金庫には―・るし」〈蘆花・黒潮〉金かねが落お・ちるその場所で金が使われる。「観光地に―・ちる」金かねが敵かたき1金銭のために災いを受けたり、身を滅ぼしたりするということ。2金銭は尋ねる敵のようで、なかなか手に入らないということ。金かねが子こを生う・む金銭が利子がついてだんだん殖えていく。「その後のち大だいぶ―・んでからは」〈鴎外・雁〉金かねが物ものを言い・う物事を行うのに金銭の力が大きいことのたとえ。「―・う世の中」類語 仏の光より金かねの光・地獄の沙汰さたも金次第・阿弥陀あみだも銭ぜにほど光る金かねで面つらを張は・る金銭の力で人を屈服させる。類語 札束で頰を張る・金の轡くつわを食はます金かねに飽あか・すある事をするのに金銭を惜しまないで使う。「―・してしつらえた豪華な調度品」類語 消費・費消・消耗・消尽・消却・費やす・使う・入れ揚げる・擦る・札片さつびらを切る・金に糸目をつけない金かねに糸目いとめを付つけ◦ない《糸目をつけない凧たこは制御できないところから》惜しがらないでどんどん金を使う。「手に入れるためには―◦ない」類語 消費・費消・消耗・消尽・消却・費やす・使う・入れ揚げる・擦る・札片さつびらを切る・金に飽かす金かねにな・る金銭が手に入る。金もうけになる。「その話は―・りそうだ」類語 儲もうける・稼ぐ・得る・一稼ぎする・商売する・得する・利する・益する・潤う・潤す・受益・一儲け・丸儲け・ぼろ儲け・金儲け・営利・荒稼ぎ・一攫千金・海老で鯛を釣る・濡れ手で粟・焼け太り・甘い汁を吸う・うまい汁を吸う・懐を肥やす・私腹を肥やす・私利を貪る・一山当てる金かねに目めが眩くら・む金が欲しいあまり分別や良心を失う。「―・んで法を犯す仕事を引き受ける」金かねの切きれ目めが縁えんの切きれ目め金銭で成り立っている関係は、金がなくなれば終わるということ。金かねの鎖くさりも引ひけば切きれる1意志の強い人でも誘惑に負けることがあるというたとえ。2努力すれば、何でもできないことはないというたとえ。金かねの轡くつわを食はま◦す金銭を与えて口止めする。「―◦して反対意見をつぶす」類語 金で面つらを張る・札束で頰を張る金かねの生なる木き1次々に金銭を生み出す財源。2フチベニベンケイのこと。葉が円形で硬貨に似ることからともいう。金かねの番人ばんにん金をためるばかりで、利用することを知らない人。守銭奴。金かねの世よの中なか金銭の力でどうにでもなる世の中。金かねの草鞋わらじで尋たず・ねる《いくら歩いても擦り切れない鉄製のわらじを履いて探す意から》辛抱強く探し回って歩く。得難い物事のたとえにいう。金の草鞋で探す。「―・ねても二人とない好人物」補説 「きんのわらじ」と読むのは誤り。金かねは天下てんかの回まわりもの金銭は一つ所にとどまっているものではなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする。金は天下の回り持ち。金かねは湧わき物もの金銭は思いがけなく手に入ることがあるから、なくてもくよくよすることはない。金かねを落おと・すその場所で金を使う。「年間3三0〇0〇0〇万人もの観光客が―・す」金かねを食く・う費用がかさむ。「―・う難工事」金かねを寝ねか・す金銭を活用せず、ためておく。「ただ―・しておくのはもったいない」金かねを回まわ・す1必要とするところへ金を貸したり、与えたりする。「友人から―・してもらう」2利潤をあげるために、金を投資する。 |