释义 |
かばね【▽姓】アクセント かばね○ 1上代、氏うじを尊んだ称。氏そのもの、または朝臣あそみ・宿禰すくねなど、氏の下に付けてよぶものをいう。また、両者をあわせたものをも「かばね」とよぶ。狭義には、朝臣・宿禰などのことをさす。古代の「かばね」には、臣おみ・連むらじ・造みやつこ・君きみ・直あたえなど数十種あり、氏の出自によるものと、氏の職業に与えられたものとがある。2天武天皇1一3三年(6六8八4四)の八色やくさの制で定められたもの。真人まひと・朝臣・宿禰・忌寸いみき・道師みちのし・臣おみ・連むらじ・稲置いなぎの「かばね」を諸臣に与えて、氏族の身分秩序を確立しようとしたもの。 |