释义 |
壁に馬を乗り掛ける壁に突き当たる壁に塗られた田螺壁にぶつかる壁に耳あり壁に耳あり障子に目あり壁の中の書壁の物言う世壁を破るかべ【壁】アクセント かべ○ /【複】□□かべ○、~↓かべ1建物の外周の部分。また、部屋などを仕切るもの。木舞こまいを芯に練った土を塗ったり、板を張ったり、石・煉瓦れんがを積んだりして作る。2前進を阻むもの。進展の妨げとなるもの。障害。「記録の―を破る」 「開発が―にぶつかる」3登山用語で、直立する岩壁。4《壁を「塗る」に「寝ぬる」を掛けて》夢のこと。「まどろまぬ―にも人を見つるかな正まさしからなむ春の夜の夢」〈後撰・恋一〉5《白壁に似ているところから》豆腐をいう女房詞。おかべ。補説 書名別項。→壁下接語 荒壁・石壁・板壁・大壁・御お壁・小壁・錆さび壁・白しら壁・真しん壁・砂壁・袖そで壁・外壁・土壁・生なま壁・海鼠なまこ壁・鼠ねずみ壁・塗り壁・掃はき付け壁・控え壁類語 (1)白壁・白亜・粗壁・なまこ壁・城壁・塁壁・防壁・外壁・内壁・障壁・隔壁・胸壁・壁面/(2)難しい・難かたい・困難・至難・難航・難渋・お手上げ・難題・難問・難事・難関・関門・狭き門・登竜門・懸案壁かべに馬うまを乗のり掛か・けるだしぬけに、または強引に物事を行うことのたとえ。また、そのために当惑することのたとえ。壁に馬。壁かべに突つき当あた・るそれ以上進むのが困難な状況になる。仕事や考えなどが行き詰まる。壁にぶつかる。「―・ったようで、負け続ける」類語 挫折・頓挫・蹉跌・立ち往生・行き詰まる・暗礁に乗り上げる・けちがつく・行き悩む・お先真っ暗・前途多難・前途遼遠・八方塞がり・絶体絶命・剣が峰・九死・危機一髪・袋の鼠・抜き差しならない・のっぴきならない・にっちもさっちも・進退維谷これきわまる・動きが取れない・切羽詰まる壁かべに塗ぬられた田螺たにし一生出世することができないこと。また、身動きがとれないことのたとえ。類語 梲うだつが上がらない・金槌かなづちの川流れ・縁の下の筍たけのこ・拓落失路たくらくしつろ壁かべにぶつか・る⇒壁に突き当たる壁かべに耳みみありどこでだれが聞いているかも知れないということ。密談が漏れやすいことのたとえ。壁に耳。「―、障子に目あり」類語 壁に耳あり障子に目あり・後ろの目壁に耳・壁の物言う世・牆かきに耳あり・障子に目あり・闇夜に目あり・藪やぶに目・こそこそ三里・天知る地知る我知る子し知る・隠れたるより見あらわるるはなし壁かべに耳みみあり障子しょうじに目めあり隠し事をしようとしても、どこでだれが見たり聞いたりしているかわからないということ。秘密が漏れやすいことのたとえ。類語 壁に耳あり・後ろの目壁に耳・壁の物言う世・牆かきに耳あり・障子に目あり・闇夜に目あり・藪やぶに目・こそこそ三里・天知る地知る我知る子し知る・隠れたるより見あらわるるはなし壁かべの中なかの書ふみ《孔子の旧宅の壁の中から、秦の始皇帝の焚書を避けて隠しておいた書物が漢代に発見されたという「漢書」芸文志の故事から》「古文尚書」 「古文孝経」などの儒学の書物。壁中書へきちゅうしょ。壁かべの物もの言いう世よ壁にも気をつけなければならないような油断のならない世の中。また、密談などが漏れやすいことのたとえ。類語 壁に耳あり・壁に耳あり障子に目あり・後ろの目壁に耳・牆かきに耳あり・障子に目あり・闇夜に目あり・藪やぶに目・こそこそ三里・天知る地知る我知る子し知る・隠れたるより見あらわるるはなし壁かべを破やぶ・る困難や障害などを克服する。突破する。「記録の―・る」 |