释义 |
竈が賑わう竈に媚ぶ竈を起こす竈を破る竈を分けるかま‐ど【×竈】アクセント かまど○ 《「ど」は処の意》1土・石・煉瓦れんがなどでつくった、煮炊きするための設備。上に釜や鍋をかけ、下で火をたく。へっつい。かま。2独立して生活する一家。所帯。「―を分ける」3生活のよりどころとなるもの。家財道具。「家―なくして、たよりなからむ人」〈宇津保・藤原の君〉竈かまどが賑にぎわ・う暮らしが豊かになる。竈かまどに媚こ・ぶ《「論語」八佾はちいつから》尊くても実力のない者の機嫌をとるより、低い地位でも実権を握る者の機嫌をとるほうが得策である。「大臣利勇が―・びて、識者の為に譏そしりを厭いとはず」〈読・弓張月・残〉竈かまどを起おこ・す家を繁栄させる。身代を築く。「徒手空拳の身から―・す」竈かまどを破やぶ・る破産する。身代しんだいをつぶす。竈かまどを分わ・ける分家する。 |