释义 |
烏が鵜の真似烏に反哺の孝あり烏の頭が白くなる烏の頭白く馬角を生ず烏の髪烏の行水烏の雌雄烏を鵜に使うからす【×烏┊×鴉】アクセント か↓らす 1スズメ目カラス科カラス属の鳥の総称。全長3三3三~6六1一センチ。全体に黒色か、黒に灰色や白色の部分をもつ。くちばしが大きく、雑食性。南アメリカとニュージーランドを除く世界中に約4四0〇種が分布。日本では、ハシブトガラスとハシボソガラスが全国に生息する。2《1が黒いところから》くろうと。3《1の性質から》㋐口うるさい人。㋑よく物忘れをする人。㋒意地のきたない人。㋓その辺りをうろつく人。「旅―」4物の名などに付けて、色の黒いことを表す。「―猫」 「―蛇」 「―石」類語 懸巣かけす・鵲かささぎ・尾長烏を模した紋所カラス①の一種ハシブトガラス烏からすが鵜うの真似まね「鵜の真似をする烏」に同じ。烏からすに反哺はんぽの孝こうあり《烏は成長ののち、親鳥の口にえさを含ませて、養育の恩に報いるという「事文類聚」などの故事から》烏さえ親の恩に報いるのだから、まして人は孝行せねばならないということ。烏からすの頭かしらが白しろくなる《人質になっている燕の太子丹に、秦王が烏の頭が白くなり、馬に角が生えたら帰国を許すと言ったという「史記」刺客伝賛注の故事から》ありえないことのたとえ。烏の頭白く馬角うまつのを生ず。類語 甲が舎利しゃりになる・舎利が甲になる・瓢箪から駒が出る・立ち臼も二階へ登る・三十日に月が出る・杓子しゃくしで腹を切る・擂すり粉木で腹を切る・擂り粉木で芋を盛る・大海を手で塞せく・空に標しめ結う・泰山を挟わきばさみて北海を超ゆ烏からすの頭かしら白しろく馬うま角つのを生しょうず⇒烏の頭が白くなる烏からすの髪かみ黒くてつやのある髪。烏からすの行水ぎょうずい入浴時間が短いことのたとえ。烏からすの雌雄しゆう《「詩経」小雅・正月から》二つのものが似ていて区別しにくいことのたとえ。烏からすを鵜うに使つかう無能な人を、能力を必要とする地位に据えることのたとえ。 |