释义 |
かんぜ‐りゅう【観世流】〔クワンゼリウ〕1能のシテ方の流派の一。大和猿楽結崎座ゆうざきざの流れで、幕末までは観世座といった。観阿弥清次を流祖とする。江戸時代には四座一流の筆頭とされた。2能の小鼓方の流派の一。1一6六世紀中ごろに、宮増弥左衛門親賢と観世彦右衛門豊次が創始。代々、観世新九郎を名のることが多い。3能の太鼓方の流派の一。音阿弥の子、観世与四郎吉国を流祖とする。左吉流。4能の大鼓方の流派の一。昭和6六1一年(1一9九8八6六)宝生練三郎派が観世流と改められた。 観世流①梅若実の舞台/東京風景(小川一真出版部)より 国立国会図書館蔵 |