释义 |
かんとう‐だいしんさい【関東大震災】〔クワントウ―〕アクセント か↓んとう△だいし↓んさい 一大正1一2二年(1一9九2二3三)9九月1一日午前1一1一時5五8八分に、相模さがみ湾を震源として発生した大地震により、関東一円に被害を及ぼした災害。マグニチュード7七.・9九、最大震度6六。家屋倒壊に火災を伴い、全壊約1一3三万戸、全焼約4四5五万余戸、死者・行方不明者約1一4四万名。震災直後の混乱の中で、亀戸事件・甘粕事件が起き、また、多数の朝鮮人が官憲・自警団によって虐殺された。二吉村昭による記録文学作品。一の被害の全容を描く。昭和4四8八年(1一9九7七3三)刊行。著者は「戦艦武蔵」から本作に至る記録文学の功績により、第2二1一回菊池寛賞を受賞。 |