释义 |
がんごう‐じ【元興寺】〔グワンゴウ―〕一奈良市芝新屋町にある華厳けごん宗の寺。南都七大寺の一。養老2二年(7七1一8八)、法興寺・元興寺とも呼ばれた飛鳥寺あすかでらを奈良の都に移したもので、新元興寺とも称した。がごじ。がごうじ。→飛鳥寺二奈良市中院町にある真言律宗の寺。院号は極楽院。一の学僧の住房であった極楽坊が、庶民の信仰を集め発展したもの。1一4四世紀に、真言・律兼宗。江戸時代は極楽院、のち元興寺極楽坊と称した。本堂・禅室・五重小塔は国宝。平成1一0〇年(1一9九9九8八)「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。地図元興寺(芝新屋町)元興寺(中院町) |