释义 |
肝が据わる肝が小さい肝が太い肝に染みる肝に銘ずる肝を煎る肝を砕く肝を消す肝を据える肝を潰す肝を嘗める肝を冷やす肝を焼くきも【肝┊▽胆】アクセント き↓も /きも↓{が} 1内臓の主要部分。特に、肝臓。「鳥の―」2内臓の総称。五臓六腑ろっぷ。3胆力。気力。精神力。「―の太い人」4物事の重要な点。急所。「話の―」5思慮。くふう。「あまりに―過ぎてしてけるにこそ」〈沙石集・七〉補説 「肝に据えかねる」という言い方について→腹に据えかねる補説類語 (1)はらわた・腑・心胆/(4)大切・重要・大事だいじ・肝要・肝心・緊要・枢要・要かなめ・肝心要・有意義・意義深い・千金・耳寄り・掛け替えのない肝きもが据すわ・る落ち着いていてめったなことには驚かない。度胸がある。胆たんが据わる。「―・った人物」補説 「肝が座る」と書くのは誤り。類語 剛直・不屈・剛毅・剛健・堅固・確固・強固・強靭・タフ・不退転・不撓ふとう不屈・堅忍不抜・豪胆・大胆・大胆不敵・不敵・放胆・豪放・豪快・磊落らいらく・肝っ玉が据わる・腹が据わる・度胸が据わる・広い・寛闊かんかつ・寛大・寛容・寛弘かんこう・広量・大様おおよう・大らか・おっとり・さりげない・何気ない・それとなく・それとなしに・何心ない・遠回し・気軽い・何とはなし・鷹揚おうよう・開豁かいかつ・闊達・太っ腹・雅量・大量・悠揚・悠然・泰然・泰然自若・綽然しゃくぜん・自若・悠悠・浩然・堂堂・正正堂堂・毅然・肝きもが小ちいさ・い度量が小さい。度胸がない。類語 内気・弱気・引っ込み思案・気弱・内弁慶・陰弁慶・大人しい・こわがり・怯懦きょうだ・怯弱きょうじゃく・意気地なし・小心・小胆・臆病・小心翼翼・弱腰・薄弱・惰弱・柔弱・軟弱・優柔不断・柔やわい・柔やわ・弱弱しい・女女しい・弱音を吐く・音を上げる・悲鳴を上げる・気が弱い・腰が弱い・煮え切らない・肝っ玉が小さい・温順・柔順・従順・温柔・温良・順良・素直・穏和・おだやか・物静か・おとなしやか・控えめ・優しい・内向的・人見知り・しんねりむっつり・シャイ・まだるっこい・まどろっこい・手ぬるい・生ぬるい・のろ臭い・間怠まだるい・間怠まだるこしい・うやむや・あやふや・漠然・おぼろげ・曖昧・どっちつかず・要領を得ない・ぬらりくらり・ぬらくら・のらりくらり・のらくら・ぼやかす・無節操・洞ヶ峠・言を左右にする・言葉を濁す肝きもが太ふと・い物に動じない。大胆である。肝きもに染し・みる心に深く感じて忘れない。肝きもに銘めい・ずる心に強くきざみつけて忘れない。肝に銘じる。「ご忠告を―・じて忘れません」補説 「肝に命ずる」と書くのは誤り。類語 銘記・銘ずる・拳拳服膺・覚える・記憶・牢記ろうき・暗記・棒暗記・丸暗記・暗唱・暗譜・諳んずる・胸に刻む・心に刻む・心に留める・気に留める肝きもを煎い・る1心をいら立たせる。やきもきする。「円道様も為右衛門様も定めし―・って居らるるじゃろ」〈露伴・五重塔〉2世話をする。取り持つ。「―・ってくれる人のあるのを幸い」〈秋声・爛〉肝きもを砕くだ・く1あれこれと思い悩む。「これを聞き、かれを聞くにも、心を迷はし―・く」〈盛衰記・四一〉2苦心して考えをめぐらす。「君臣共に―・きて、呉王をうる事、二十ヶ年の春秋」〈曽我・五〉肝きもを消け・す1「肝を潰つぶす」に同じ。「―・して周章あわてて逃出そうとすると」〈魯庵・破垣〉2苦心する。心を尽くす。「心をくだき、―・しけるところに」〈太平記・一一〉肝きもを据す・える覚悟を決める。腹を据える。肝きもを潰つぶ・す非常に驚く。類語 驚く・びっくりする・どきっとする・ぎくっとする・ぎょっとする・たまげる・仰天する・動転する・喫驚きっきょうする・驚愕きょうがくする・驚倒する・一驚する・驚嘆する・瞠目どうもくする・恐れ入る・あきれる・唖然あぜんとする・愕然がくぜんとする・呆気あっけにとられる・目を疑う・目を丸くする・目を見張る・息をのむ・腰を抜かす肝きもを嘗な・める《「嘗胆しょうたん」を訓読みにした語》ひどくつらい思いをする。→臥薪嘗胆がしんしょうたん肝きもを冷ひや・す驚き恐れて、ひやりとする。肝きもを焼や・く心をいら立たせる。苦慮する。 |