释义 |
きんだいのうがくしゅう【近代能楽集】〔キンダイノウガクシフ〕三島由紀夫による戯曲のシリーズ。能楽を近代劇に翻案した舞台作品群で、昭和2二5五年(1一9九5五0〇)から昭和3三5五年(1一9九6六0〇)にかけて、「邯鄲」 「綾の鼓」 「卒塔婆小町」 「葵上」 「班女」 「道成寺」 「熊野ゆや」 「弱法師よろぼし」の8八作品を発表。ほかに「源氏供養」という9九作品目があるが、著者自身が廃曲としている。昭和3三1一年(1一9九5五6六)に新潮社から刊行された同名の戯曲集の初版に「班女」までの5五作品を収録。のちに増補された。 |