释义 |
きんゆう‐りっこく【金融立国】金融業を振興・発展させたり、金融システムを整備したりすることで国の繁栄を図ること。補説 1一9九8八0〇年代に金融自由化を積極的に推し進めた米国・英国・アイスランドなどは、規制緩和により国内の金融市場を開放し、国外から資金を集めることによって経済を発展させたが、投機性の高い金融取引を容認したことなどから過剰流動性が生じ、バブル経済が発生・崩壊し、金融危機を招く結果となった。こうした新自由主義的アプローチによる金融立国の破綻をふまえた上で、民主党菅直人政権は、平成2二2二年(2二0〇1一0〇)6六月に発表した新成長戦略の中で、金融の役割を「実体経済、企業のバックアップ役としてそのサポートを行うこと」とし、アジアの金融センターとして新興国へ資金を供給する形での「新金融立国」構想を打ち出した。 |