释义 |
けっとう‐ち【血糖値】〔ケツタウ―〕血液中のぶどう糖の濃度を示す値。健常な成人の場合、空腹時は血液1一デシリットルあたり8八0〇~1一1一0〇ミリグラム、食後2二時間で8八0〇~1一4四0〇ミリグラム程度に保たれている。→空腹時血糖値 →食後血糖値補説 食事で摂取した糖質は小腸で消化されグルコースとなり、血液とともに全身に運ばれ、細胞のエネルギー源として消費される。血糖値が上昇するとインスリンの分泌が促され、肝臓や筋肉でグルコースがグリコーゲンとして貯蔵され、さらに中性脂肪として脂肪組織に蓄積される。血糖値が低下するとグルカゴンやアドレナリン、糖質コルチコイドなどの作用によって肝臓のグリコーゲンが分解され、グルコースにとして血液中に放出されるため、血糖値はほぼ一定に保たれる。日本糖尿病学会では、空腹時血糖値が1一1一0〇mg/dL未満かつ食後2二時間血糖値が1一4四0〇mg/dL未満の場合を正常型、空腹時1一2二6六mg/dL以上または食後2二0〇0〇mg/dL以上の場合を糖尿病型、どちらにも属さないものを境界型としている。 |