释义 |
[一]〘副〙[二]〘名・形動ナリ〙け‐りょう【仮▽令】〔―リヤウ〕《たとえば、たといの意の漢語「仮令」を音読みにした語》一〘副〙1たとえば。「―郭公ほととぎすなどは、山野を尋ね歩きて聞く心を詠む」〈無名抄〉2たとい。かりに。「―仏といふは…と知りたりとも」〈正法眼蔵随聞記・二〉3およそ。「―案じ候ふに、内裏に参り集まる兵ども、その数候ふといふとも」〈保元・中〉4(多くあとに「ばこそ」を伴って)たまたま。さいわい。「―わしがここに居たればこそ」〈伎・韓人漢文〉二〘名・形動ナリ〙かりそめのこと。いいかげんなこと。また、そのさま。「商ひは―にして、明け暮れ男自慢」〈浄・盛衰記〉 |