释义 |
げ‐さく【▽戯作】アクセント げさく○ 《「けさく」とも》1戯れに詩文を作ること。また、その作品。2江戸後期の通俗小説類の総称。洒落本・滑稽本・黄表紙・合巻ごうかん・読本よみほん・人情本など。伝統的で格式の高い和漢の文学に対していう。補説 2については、宝暦・明和(1一7七5五1一~1一7七7七2二)ごろは漢音で「キサク」 「ギサク」と読まれていたが、しだいに呉音の「ケサク」 「ゲサク」も用いられるようになり、文化・文政(1一8八0〇4四~1一8八3三0〇)ごろには呉音の読みが一般化したとされる。 |