释义 |
冠を掛くこうぶり【▽冠】〔かうぶり〕《「かがふり」の音変化》1束帯や衣冠の装束のとき、頭にかぶるもの。→冠かんむり2男子が成年に達して、初めて冠をつけること。また、その儀式。元服。初冠ういこうぶり。3《古くは冠の色で位を表したところから》位。位階。「官つかさ―も、わが子を見奉らでは、何かはせむ」〈竹取〉4《多く「得」 「賜ふ」が付いた形で用いられる》従五位下に叙せられること。叙爵。「蔵人より今年―得たるなりけり」〈源・若紫〉5「年爵ねんしゃく」に同じ。「御賜たうばりの年官つかさ―」〈源・少女〉冠こうぶりを掛か・く《「挂冠けいかん」を訓読みにした言葉》官職を辞する。「年ふかき身の―・けむ」〈源・若菜下〉 |