释义 |
[一]〘名〙[二]〘名・形動ナリ〙虚空を掴むこ‐くう【虚空】アクセント こくう○ 一〘名〙1何もない空間。大空。「―に消える」 「―にのぼる」2仏語。何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所としての空間。二〘名・形動ナリ〙1事実にもとづかないこと。また、そのさま。架空。「―仮設の人物」〈逍遥・小説神髄〉2とりとめがないこと。また、そのさま。漠然。「―なることを申す者かな」〈幸若・夜討曽我〉3思慮分別がないさま。むやみ。やたら。「―におやぢが煮え返る」〈浮・禁短気・三〉補説 書名別項。→虚空類語 空・天空・大空・天・天穹てんきゅう・穹窿きゅうりゅう・蒼穹そうきゅう・太虚たいきょ・上天・天球・青空・青天井・宙ちゅう・空くう・空中・中空ちゅうくう・中天・上空・低空・高空・空間・スペース・空き・空洞・空虚・空から・空っぽ・がら空き・がらんどう・うつろ・虚うろ・蛻もぬけの殻虚空こくうを掴つか・む何かをつかもうとしても何もなく、手を上にあげて指をかたくにぎりしめる。ひどく苦しみもがくようすをいう。「―・んで倒れる」 |