释义 |
乞食が赤包み乞食が馬を貰う乞食が米を零したよう乞食に氏無し乞食に貧乏無し乞食にも門出乞食の朝謡乞食の系図話乞食の空笑い乞食の断食乞食の嫁入り乞食も場所乞食も袋祝い乞食も身祝い乞食も三日すれば忘れられぬこ‐じき【▽乞食】アクセント こじき↓{が} 《「こつじき」の音変化》1食物や金銭を人から恵んでもらって生活すること。また、その人。ものもらい。おこも。2「こつじき1」に同じ。「食ふべき物なし。雪消えたらばこそ、出でて―をもせめ」〈古本説話集・下〉類語 物乞い・薦被り乞食こじきが赤包あかづつみ《みすぼらしい乞食がはでな赤い包みを持つ意から》不似合いなことのたとえ。また、身分不相応な物を持つことのたとえ。乞食こじきが馬うまを貰もらう身分不相応なものをもらって、始末に困るたとえ。乞食が馬を買ったよう。乞食こじきが米こめを零こぼしたようちょっとしたことに大騒ぎをすることのたとえ。また、困窮している者がいっそう窮することのたとえ。乞食こじきに氏うじ無なし人は、生まれながらにして乞食となるのではなく、その人自身の不始末から乞食になるのである。乞食に筋なし。乞食こじきに貧乏びんぼう無なし乞食にまで落ちぶれると、もうそれ以上貧乏になることはない。乞食こじきにも門出かどでどんなにつまらない者たちでも、門出のときはそれ相応の式作法があることのたとえ。乞食こじきの朝謡あさうたい乞食は暇なので、朝から謡をうたう意。乞食は普通の人よりかえって気楽な生活をしていることのたとえ。乞食こじきの系図話けいずばなし乞食が落ちぶれる前の自分の家系についての自慢話をする意。言ってもかいのない愚痴を言うことのたとえ。乞食こじきの空笑そらわらい乞食が物欲しさに心にもない笑顔を見せるように、目前の利益を得るために心にもないおせじを言うことを卑しんでいうたとえ。乞食こじきの断食だんじきやむをえずしたことを、自発的に行ったように、ことさら殊勝に見せかけようとすることのたとえ。乞食こじきの嫁入よめいり《「振袖ふりそで振らぬ」を「降りそで降らぬ」に掛けたしゃれ》雨が降りそうで降らないこと。天気のはっきりしないことのたとえ。乞食こじきも場所ばしょ何事をするにも場所選びは大切であることのたとえ。乞食こじきも袋祝ふくろいわい乞食でも初めて使う袋には祝いをするように、祝うべきときにはそれ相応の祝いをすべきであるというたとえ。乞食こじきも身祝みいわいだれでも祝うべきときには、それ相応の祝いをすべきであるというたとえ。乞食こじきも三日みっかすれば忘わすれられぬ乞食を3三日すれば、その気楽さが忘れられなくなるものである。人を当てにする怠惰な気持ちはなかなか直らない、また、習慣は抜けにくく恐ろしいことのたとえ。類語 雀百まで踊りを忘れず・噛む馬はしまいまで噛む |