释义 |
権の北の方ごん【権】アクセント ご↓ん 1定員のほかに仮に任じた官位。多く、官位を表す語の上に付けて用いる。権官。「―大納言」「令、正員四人なり。寛平御宇に正二人、―一人となる」〈職原抄・上〉2最上位の次の地位。副そえ。「―僧正」「般若寺の観賢僧正と云ふ人、―の長者にてありける時」〈今昔・一一・二五〉3仮のもの。方便であるもの。「この提婆達多は、大菩薩の―の示現にてもあるべきなれども」〈十善法語・八〉権ごんの北きたの方かた北の方に準じる人。準正室。「御召人おほんめしうどの典侍ないしのすけのおぼえ、年月にそへてただ―にて」〈栄花・さまざまの喜び〉 |