释义 |
さかい〔さかひ〕〘接助〙活用語の連体形、または、断定の助動詞「じゃ」の音変化形「や」に付いて理由・原因を表す。…ので。…から。「洋裁やったら実用的なものや―、いつになっても需要が衰えん」〈谷崎・細雪〉補説 室町時代、名詞「さかい(境)」から転じたという。「さかいで」 「さかいに」(「で」 「に」ともに格助詞)の形でも使われる。近世、上方語として用いられ、現在では主に関西地方で用いられる。「弐百両の替りに、お前が景図を預ってゐやしゃんすさかいで、この一札はわしが預っておかうわいな」〈伎・韓人漢文〉「物の限る所が境ぢゃによって、さうぢゃさかいにかうした境といふのぢゃわいな」〈滑・浮世風呂・二〉 |