释义 |
[一][二]さか‐き【×榊┊▽賢木】アクセント さかき○ 一《栄える木の意か。一説に境の木の意とも》1神木として神に供せられる常緑樹の総称。2サカキ科の常緑小高木。関東以西の山林中に自生し、高さ約5五メートル。葉は互生し、やや倒卵形で先が細く、つやがあって堅い。夏、白い花をつけ、実は熟すと黒くなる。神事に用い、神社などによく植えられる。 季花=夏 二(賢木)源氏物語第1一0〇巻の巻名。光源氏、2二3三歳から2二5五歳。桐壺帝の崩御、藤壺の出家、源氏と朧月夜おぼろづくよとの仲が露見して追放の画策をされることなどを描く。補説 「榊」は国字。 榊を模した紋所の一つ「榊丸に鈴」 源氏物語・賢木の一場面/画・尾形月耕 国立国会図書館蔵 |