释义 |
[一]〘名〙[二]〘接頭〙[三]〘接尾〙さし【差(し)┊指(し)】アクセント さし↓{が} 一〘名〙1(「尺」とも書く)ものさし。「―を当てる」2二人で向かい合ってすること。さしむかい。「―で飲む」 「―で話す」3二人で荷物を担ぐこと。さしにない。4「差し合い1」に同じ。「五郎兵衛さん、お百さんは―で居なさりやせん」〈洒・辰巳之園〉5(ふつう「サシ」と書く)謡曲で、拍子に合わせず、少し節をつけてうたう部分。さしごえ。6(ふつう「サシ」と書く)舞楽・能などの舞の型で、手をさし出すように前方へ水平にあげること。二〘接頭〙動詞に付いて、語調を整えたり意味を強めたりする。「―出す」 「―戻す」 「―替える」三〘接尾〙助数詞。1舞の曲数を数えるのに用いる。「一―舞う」2相撲などの番数を数えるのに用いる。「勝負これによるべきにあらず。ひと―つかうまつるべし」〈著聞集・一〇〉類語 (1)物差し・曲尺かねじゃく・矩差かねざし・差し金・鯨尺・鯨差し・巻き尺・メジャー/(2)相対・対・差し向かい・真向かい |