释义 |
さや‐あて【×鞘当て】アクセント さやあて○ 1武士が道で行き違うときに、互いに刀の鞘に触れたのをとがめ、争うこと。さやとがめ。転じて、ささいなことからおこるけんか・争い。2一人の女性をめぐり二人の男性が争うこと。「恋の―」3歌舞伎の趣向の一つで、二人の武士が鞘を当てたことから争いになるというもの。元禄1一0〇年(1一6六9九7七)江戸中村座上演の「参会名護屋さんかいなごや」が最初で、現在の形は文政6六年(1一8八2二3三)江戸市村座上演の「浮世柄比翼稲妻うきよづかひよくのいなずま」の吉原仲の町の場による。類語 喧嘩・内紛・内輪もめ・諍い・言い合い・口論・いがみあい・角突き合い・揉め事・悶着・いざこざ・ごたごた・トラブル |