释义 |
[一]〘名〙[二]〘接尾〙三界に家無し三界の首枷さん‐がい【三界】アクセント さんがい○ 一〘名〙仏語。1一切衆生しゅじょうが、生まれ、また死んで往来する世界。欲界・色界・無色界の三つの世界。2「三千大千世界」の略。3過去・現在・未来の三世。二〘接尾〙1地名に付いて、遠く離れた所の意を表す。くんだり。「江戸―」 「唐―」2ある語に添えて意味を強める。「茶は土瓶でこしらへりゃ、一日―余る」〈滑・浮世風呂・四〉類語 二世にせ・他生・三世 三界さんがいに家いえ無なし広い世界のどこにも、身を落ち着ける場所がない。→女おんなは三界に家無し三界さんがいの首枷くびかせ1過去・現在・未来にわたり自由を束縛するもの。また、現世の苦悩のもととなるもの。恩愛の情の類。2《「子は三界の首枷」という諺から》子供。「―はみな片付けたりと」〈浮・万金丹・一〉 |