释义 |
三五の十八さん‐ご【三五】1《3三と5五の積が1一5五となるところから》㋐1一5五歳。「名はお駒とて少し跳ねたる―の少女おとめは」〈蘆花・不如帰〉㋑「三五夜さんごや」に同じ。「―の夕べ」㋒《揚げ代が1一5五匁だったところから》囲ひ女郎の異称。2人や物が、あちこちに少しずつかたまっていること。三々五々。「瓢箪に酔を飾る―の痴漢うつけものが」〈漱石・虞美人草〉3《長さ3三尺5五寸を標準とするところから》楽琵琶がくびわの異称。4三皇と五帝。三五さんごの十八じゅうはち《3三と5五の積は1一5五であるのを、1一8八と誤る意から》計算や見込みを誤ること。「若き人には―、ばらりと違ふ事数々なり」〈浮・胸算用・一〉 |