释义 |
し‐か・ける【仕掛ける】アクセント しかけ↓る 〘動カ下一〙文しか・く〘カ下二〙1相手に対して、こちらから働きかける。相手が乗ってくるように扱う。仕向ける。「技を―・ける」 「けんかを―・けられる」2㋐作用するように、装置・工夫などを設ける。「わなを―・ける」 「ダイナマイトを―・ける」㋑煮炊きするために、火の上にかける。「御飯を―・ける」 「なべを―・ける」3動作・作用をしはじめる。また、何かをしはじめて、その中途である。「話を―・けてやめる」 「仕事を―・けている」4取引市場で、株価の騰落を予想して、新たに売買の注文をする。5物を作って、それを他の物の上にかける。「御衣掛みそかけの御装束など、例のやうに―・けられたるに」〈源・葵〉6浴びせかける。ひっかける。「父君に尿しと多ふさに―・けつ」〈宇津保・蔵開上〉類語 働きかける・持ちかける・仕向ける・畳みかける・仕組む・始める・しだす・やりだす・掛かる・取り掛かる・しかかる・開始する・着手する・幕開き・開幕・始まる・踏み出す・スタート・出出し・立ち上がり・手始め・皮切り・口切り・封切り・起動・始動・発動・幕が開あく・蓋ふたが開あく・蓋を開ける・緒しょ・ちょに就つく・端を発する・口火を切る・火蓋を切る・幕を切って落とす・狼煙のろしを上げる・手を付ける・御輿みこしを上げる |