释义 |
獅子身中の虫獅子に鰭獅子に牡丹獅子の子落とし獅子の歯噛み獅子の分け前し‐し【×獅子】アクセント し↓し 1ライオン。古来、百獣の王とされる。2高麗から伝来したとされる、1に似た想像上の動物。木・石・金属などで作り、狛犬こまいぬと対にして神社社頭などの左側に置いて魔よけとした。後世、狛犬と混同。3「獅子頭ししがしら1」の略。4「獅子舞」の略。類語 (1)ライオン・虎・猛虎・豹・ジャガー・ピューマ・チーター 獅子を模した紋所獅子しし身中しんちゅうの虫むし《獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる虫の意》1仏徒でありながら、仏法に害をなす者。2組織などの内部にいながら害をなす者や、恩をあだで返す者。補説 「獅子心中の虫」と書くのは誤り。類語 敵・相手・敵かたき・ライバル・好敵手・仇敵・難敵・宿敵・敵方・敵手・怨敵・大敵・強敵・天敵・外敵・政敵・論敵・競争相手・対戦相手・碁敵ごがたき・商売敵獅子ししに鰭ひれ強いものが有利な条件を得て、ますます強くなることのたとえ。鬼に金棒かなぼう。獅子ししに牡丹ぼたん堂々たる獅子の姿に、華麗な牡丹の花を配した図柄。取り合わせのよいもののたとえ。類語 梅に鶯うぐいす・竹に雀すずめ・牡丹に唐獅子からじし・紅葉もみじに鹿獅子ししの子こ落おとし《獅子は、子を生むとその子を深い谷に投げ落とし、よじ登って来た強い子だけを育てるという言い伝えから》自分の子に苦難の道を歩ませ、その器量を試すことのたとえ。獅子ししの歯噛はがみ獅子が恐ろしい形相で怒ること。ひどく怒ることのたとえ。獅子ししの分わけ前まえ《「イソップ物語」から》強者が、弱者を働かせて得た利益を独占すること。 |