释义 |
死して後已む死せる孔明生ける仲達を走らすし・する【死する】アクセント しす↓る 〘動サ変〙文し・す〘サ変〙死ぬ。「虎は―・して皮を留め、人は―・して名を残す」類語 ぽっくり・ころり・突然死・即死・死ぬ・永逝・死亡・死去・死没・長逝・永眠・往生・逝去・他界・物故・絶息・絶命・大往生・お陀仏・辞世・成仏・昇天・崩御・薨去・卒去・瞑目・落命・急逝・夭折・夭逝・亡くなる・没する・果てる・眠る・瞑めいする・逝ゆく・斃たおれる・事切れる・身罷みまかる・先立つ・旅立つ・急死する・頓死とんしする・横死する・憤死する・息を引き取る・冷たくなる・敢あえなくなる・世を去る・帰らぬ人となる・不帰の客となる・死出の旅に出る・亡き数に入る・鬼籍に入る・幽明境さかいを異ことにする・黄泉こうせんの客となる・命を落とす・人死に・物化・罷まかる・くたばる・絶え入る・消え入る・はかなくなる・絶え果てる・空しくなる・仏になる・朽ち果てる・失命・夭死・臨終死しして後のち已や・む《「論語」泰伯から》死ぬまで努力しつづける。死しせる孔明こうめい生いける仲達ちゅうたつを走はしらす《「蜀志」諸葛亮伝・注から》中国の三国時代、蜀しょくの諸葛孔明しょかつこうめいが魏の司馬仲達と五丈原で対陣中に病死したため、軍をまとめて帰ろうとした蜀軍を仲達はただちに追撃したが、蜀軍は孔明の遺命に基づいて反撃の構えを示したため、仲達は孔明がまだ死んでおらず、何か策略があるのだろうと勘ぐり退却したという故事。生前の威光が死後も残っており、人々を畏怖させるたとえ。 |