释义 |
舌が肥える舌が長い舌が回る舌の先舌の剣は命を絶つ舌の根の乾かぬうち舌は禍の根舌も引かぬ舌を食う舌を出す舌を鳴らす舌を二枚に使う舌を吐く舌を翻す舌を振る舌を振るう舌を巻くした【舌】アクセント した↓{が} /【複】□□じた○、~↓じた1口腔底から突出している筋肉性の器官。粘膜に覆われ、非常によく動き、食物の攪拌かくはん・嚥下えんげを助け、味覚・発音をつかさどる。べろ。2話すこと。言葉遣い。弁舌。「―を振るう」3雅楽器の篳篥ひちりきのリード。2二寸(約6六センチ)ほどに切った蘆あしの一端をつぶして吹き口とし、他の一端に和紙を巻いて管に差し込んだもの。蘆舌ろぜつ。類語 べろ舌したが肥こ・える「口が肥える」に同じ。舌したが長なが・いよくしゃべる。おしゃべりである。舌したが回まわ・るよどみなくしゃべる。「よくあれだけ―・るものだ」類語 言い募る・言いまくる・まくし立てる・言い尽くす・言い立てる・述べ立てる・口がほぐれる・口角泡を飛ばす・舌を振るう・舌端火を吐く・激語・流暢・快弁・達弁・雄弁・能弁・立て板に水・舌を振るう・滔滔とうとう・喋喋・ぺらぺら・べらべら・弁が立つ・口賢い・口上手・口達者・口巧者・口八丁・口八丁手八丁・話し上手・口器用・口調法・口利口・口がうまい舌したの先さき言葉の上だけ。口先。「―で言いくるめる」舌したの剣つるぎは命いのちを絶たつ軽率な発言のために、自分の生命を失うことがある。言葉は慎むべきであるという教え。類語 口は禍わざわいの門かど・口から高野こうや・口の虎は身を破る・口を守る瓶かめの如くす・舌は禍わざわいの根・蛙は口ゆえ蛇に呑まるる・駟しも舌に及ばず・駟馬しばも追う能あたわず舌したの根ねの乾かわかぬうち言葉を言い終わるか終わらないうち。前言に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。「―に、もううそをつく」補説 文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「舌の根の乾かぬうちに」と「舌の先の乾かぬうちに」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成1一8八年度調査平成3三0〇年度調査舌の根の乾かぬうちに(本来の言い方とされる)5五3三.・2二パーセント6六0〇.・4四パーセント舌の先の乾かぬうちに(本来の言い方ではない)2二8八.・1一パーセント2二4四.・4四パーセント舌したは禍わざわいの根ね言葉は災難を招くもとであるということ。口は禍の門かど。類語 口は禍わざわいの門かど・口から高野こうや・口の虎は身を破る・口を守る瓶かめの如くす・舌の剣つるぎは命を絶つ・蛙は口ゆえ蛇に呑まるる・駟しも舌に及ばず・駟馬しばも追う能あたわず舌したも引ひかぬまだ言い終わらない。言って間もなく。「たった今恥ぢしめた―に無分別」〈浄・嫗山姥〉舌したを食く・う舌をかみ切って自殺する。「たとえ―・って死んでも」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉舌したを出だ・す1陰で人をばかにしたり、あざけり笑ったりする。また、そういうときの動作。「笑顔の裏で―・す」2恥ずかしさなどをごまかす動作。舌したを鳴なら・す1軽蔑・不満の気持ちを表す動作。「不服そうに―・す」2賛美する気持ちを表す動作。特に、おいしい物を食べて、満足した気持ちを表す動作。「ごちそうに―・す」舌したを二枚にまいに使つか・う前に言ったことと後で言ったこととが違う。また、相手しだいで違ったことを言う。二枚舌を使う。舌したを吐は・く非常にあきれる。「―・いて罵ののしりつ」〈魯庵・社会百面相〉類語 呆れが宙返りをする・呆れが礼に来る・呆れもしない・開いた口が塞がらぬ・世話がない・なにをか言わんや・二の句が継げない舌したを翻ひるがえ・すひどく驚く。「兵皆―・して、誠に大王の御言の如しと感じける」〈太平記・二八〉舌したを振ふ・る非常に驚き恐れる。舌を振るう。「―・ってぞ威をぢ合ひける」〈盛衰記・五〉舌したを振ふる・う1盛んにしゃべる。雄弁を振るう。「壇上で―・って力説する」2「舌を振る」に同じ。「この為体ていたらくに―・ひ、慌しく船を返して」〈読・弓張月・後〉類語 言い募る・言いまくる・まくし立てる・言い尽くす・言い立てる・述べ立てる・口がほぐれる・舌が回る・口角泡を飛ばす・舌端火を吐く・激語・口賢い・口上手・口達者・口巧者・口八丁・口八丁手八丁・話し上手・口器用・口調法・口利口・流暢・快弁・達弁・雄弁・能弁・立て板に水・滔滔とうとう・喋喋・ぺらぺら・べらべら・弁が立つ・口がうまい舌したを巻ま・くあまりにもすぐれていて、ひどく驚く。感嘆する。「妙技に―・く」 |