释义 |
娑婆で見た弥三郎しゃば【×娑婆】アクセント しゃば○ 《梵sahāの音写。忍土・堪忍土などと訳す》1仏語。釈迦が衆生しゅじょうを救い教化する、この世界。煩悩ぼんのうや苦しみの多いこの世。現世。娑婆世界。2刑務所・兵営などにいる人たちが、外の自由な世界をさしていう語。「―の空気」 「―に出る」類語 世間・この世・うつし世・現世・地上・人界・下界・此岸・苦界・肉界・人間界・世界娑婆しゃばで見みた弥三郎やさぶろう知っている人なのに、知らないふりをすること。弥三郎は、弥次郎・弥十郎などともいう。「この世の人とも思はれず、―殿の御礼」〈浮・一代男・七〉 |