释义 |
しゅうじん‐の‐ジレンマ【囚人のジレンマ】〔シウジン―〕ゲームの理論における重要な概念の一つ。二人の容疑者が別室で尋問され、一方が自白し、もう一方が黙秘の場合、前者は釈放、後者は1一0〇年の懲役となり、二人とも黙秘の場合は懲役1一年、二人とも自白の場合は懲役5五年となるとする。この条件のもとで二人が最大の利益を得るためには二人とも黙秘することだが、相手の裏切りを恐れて結果的にどちらも自白するというジレンマが生じる。個人が自らの利益のみを追求している限り、必ずしも全体の合理的な選択に結び付くわけではないことを示している。 |