释义 |
[一][二]しょう‐ちく‐ばい【松竹梅】アクセント しょうちく↓ばい 一松と竹と梅。1三つとも寒さに耐えるところから、歳寒三友とよび、めでたいものとして慶事に使われる。2品物などを三つの等級に分ける際に用いられる語。ふつう松を最上級とする。3うなぎ屋で長時間待たされることを「待つ(松)だけ(竹)うめ(梅)え」としゃれていう語。かつて、うなぎの蒲焼きは注文を受けてからさばいて焼いたので、時間がかかったことから。二一地歌・箏曲そうきょく。江戸末期に大坂の三橋勾当みつはしこうとうが作曲。梅に鶯うぐいす、松に鶴、竹に月を配した歌詞で、にぎやかな手事てごとがある。二長唄。「室咲むろざき松竹梅」 「君が代松竹梅」などの通称。2二世杵屋正次郎作曲の「室咲松竹梅」が最も流行。三河東節。4四世山彦河良作曲。文政1一0〇年(1一8八2二7七)初演。謡曲「老松おいまつ」の詞章に竹と梅の詞を添え、郭くるわ気分を出した御祝儀物。 |