释义 |
すが‐がき【▽清×掻┊×菅×掻┊×菅垣】アクセント すが↓がき 1和琴わごんの手法の一。全部の弦を一度に弾いて、手前から3三番目または4四番目の弦の余韻だけを残すように、他の弦を左指で押さえるもの。2江戸初期の箏そうまたは三味線で、歌のない器楽曲。「六段菅掻」(六段の調べ)など。3尺八の古典本曲の一類。2を編曲したものというが不明。「三谷さんや菅垣」など。4三味線の曲節の一。第2二・第3三の2二弦を同時に弾く音と、第3三弦をすくう音とを交互に鳴らす単純なもので、江戸吉原の遊女が客寄せのために店先で弾いた。見世みせ菅掻。5歌舞伎下座音楽で、4を取り入れたもの。また、その他諸種の三味線曲で4を取り入れた部分。郭くるわの表現として用いる。 |