释义 |
杉折り掛くすぎ【杉┊×椙】アクセント すぎ○ /【複】~↓すぎ1ヒノキ科の常緑大高木。高さ5五0〇メートル以上に達し、長寿。幹は直立し、樹皮は褐色で縦に裂ける。葉は小さい針状で、枝に密につく。早春、多数の雄花と球状の雌花とをつける。花粉は多量で広範囲に飛散し、花粉症の原因となる。日本特産で、産地により、吉野杉・秋田杉・北山杉・屋久杉などがある。材は、木目がまっすぐで香りがあり、建築・家具などに多用される。 季花=春 実=秋 落葉=夏 「―の花こぼれし磴とうや物詣/たかし」2紋所の名。杉の木をかたどったもの。一本杉・丸に二本杉・三本杉・杉巴など。3「杉形すぎなり」の略。補説 「椙」は国字。 杉の紋所の一つ「一本杉」 杉の紋所の一つ「三本杉」杉すぎ折おり掛か・く酒を売る家のしるしとして、杉の枝葉を束ねたものを軒につるす。「わら葺ふける軒に―・けて」〈浮・五人女・三〉 |