释义 |
涼しい顔涼しき方涼しき道すずし・い【涼しい】アクセント すずし↓い 〘形〙文すず・し〘シク〙1温度や湿度が程よくて気持ちがいい。さわやかだ。「―・い木陰」 季夏 「此あたり目に見ゆる物はみな―・し/芭蕉」2少し冷たくてひやりとする。「めっきり―・くなった」3清らかで、すがすがしい。「目元が―・い」4すがすがしく、きっぱりしている。「言葉―・く述べる」5平然としている。→涼しい顔6いさぎよい。「実まことに思ひ切ったる体ていかなと、まづ―・しくぞ見えたりける」〈太平記・二五〉7潔白である。「おそらく―・しいこの新七に、無い難つけて」〈浄・淀鯉〉派生 すずしがる〘動ラ五〙 すずしげ〘形動〙 すずしさ〘名〙類語 (1)涼すずやか・さわやか・清涼・爽涼そうりょう・涼しさ・涼感・涼気・涼・冷涼・秋冷・新涼・涼む・涼味・秋涼・秋気/(2)冷ややか・冷涼・薄ら寒い涼すずしい顔かおアクセント すずし↓いかお 自分にも関係があるのに、他人事のように知らん顔をしているようす。涼すずしき方かた清らかで気分さわやかな世界。極楽浄土。地獄を焦熱の所とみるのに対していう。「いかなる所におはしますらむ。さりとも―にぞと思ひやり奉るを」〈源・総角〉涼すずしき道みち極楽浄土に行く道。また、極楽浄土。「出立いでたちいそぎをのみおぼせば、―にもおもむき給ひぬべきを」〈源・椎本〉 |