释义 |
[一][二]すず‐むし【鈴虫】アクセント すず↓むし 一1直翅ちょくし目スズムシ科の昆虫。中形で、暗い草むらにすむ。体は黒色で、触角や脚の根元は白色。雌は長い産卵管をもち、地中に卵を産む。雄は左右の広い前翅まえばねをすりあわせてリーンリーンと鳴く。本州以南にみられ、古くから鳴く虫として飼われる。 季秋 「飼ひ置きし―死で庵淋し/子規」2マツムシの古名。「忍びやかに歌ふ声―にまがひたり」〈源・篝火〉二源氏物語第3三8八巻の巻名。光源氏、5五0〇歳。出家した女三の宮の持仏供養、六条院での鈴虫の宴などを描く。 音を鳴らすスズムシ スズムシの羽根 源氏物語・鈴虫の一場面/画・尾形月耕 国立国会図書館蔵 |