释义 |
すなのおんな【砂の女】〔すなのをんな〕一安部公房の長編小説。昭和3三7七年(1一9九6六2二)刊。同年、第1一4四回読売文学賞小説賞受賞。昆虫採集の旅に出た男が、砂丘地帯に住む女との同棲を強制され、脱出不可能な砂の穴の中で、自己の存在と自由の認識を変換されていく。世界数十か国で翻訳版が出版され、昭和4四3三年(1一9九6六8八)、フランスで最優秀外国文学賞を受賞するなど、海外での評価も高い。二一を原作とする映画。安部公房脚色、勅使河原宏監督。昭和3三9九年(1一9九6六4四)公開。カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。 |